「にいがた就職氷河期世代しごとのお悩みサポートサイト 」では、就職・転職などに関するお役立ち情報の提供を行っています。本記事では、職業訓練(PC関係)を通じて仕事に活かせる様々なスキルを身に付けたことで再就職した事例をご紹介しています!
■再就職活動データ
退職理由 | 正規雇用を目指すため |
活動期間 | 2ヶ月+職業訓練4ヶ月 |
前職 | 飲食業 |
再就職先 | 営業職 |
コロナ禍となり、飲食業で非正規雇用であることに強い不安を感じるようになりました。その矢先に、業務量がさらに減少し、生計の維持が困難になってしまい、退職を余儀なくされてしまいました。すぐに再就職を検討しましたが、長い間飲食業で働いていたので、特別な資格や経験もなく、他にどのような仕事ができるか分かりませんでした。そのため、飲食業以外に就職するために自信となるスキルが必要と考えました。
そんな時に思い出したのが、ハローワークで申し込む公共職業訓練です。周りに職業訓練を受けて就職した人が何人かいたので調べてみると、パソコンスキルを学ぶ4ヶ月の職業訓練がありました。どんな仕事をしたいかはまだ分かりませんでしたが、パソコンスキルはいろいろな業種で役立つと思い受講することにしました。
職業訓練は、パソコンスキルや資格取得のための講義だけではなく、ビジネスマナーや就職活動の準備など、再就職に向けたサポートが充実していました。特に、自己分析をする講義は、自分の長所や短所を見つめ直すきっかけにもなり、自分の強みを活かせる職種は何か考えられるようになりました。
他にも、個別面談で就職活動中の不安を聞いてもらうことで前向きになれたり、仕事を体験できるイベントに参加して自分のやりたいことの方向性が見えたりと、多くのサポートのおかげで就職活動が前進しました。グループでの模擬面接や、客観的なアドバイスをもらえる面接練習では、本番をイメージすることができました。実践の面接でも十分に活用できたと思います。
熱心に講義をしてくれた講師の方々や、同じ目標を持って一緒に頑張ったクラスメートには本当に感謝しています。学生時代の勉強とは違い、学ぶ楽しさを知ることができたことで、せっかくここまで学んだのだから絶対に正規雇用として就職しようという想いが強くなりました。
現在は、人材派遣会社に正社員で採用され、営業職として働いています。電話で企業様へのアポ取り、商談、受注、担当スタッフのケアや企業への巡回、スタッフへ仕事の紹介(電話)、ネットでの求人応募の対応、契約書の作成など、幅広い業務を担当しています。大変なことは多いですが、固定給と併せて歩合給制度もあり、努力すればするだけ収入に繋がります。
まだ入社して間もなく、研修期間中ではありますが、担当する企業様やスタッフから感謝の言葉を頂くと誰かの役に立てたという実感が湧き、さらにやりがいを感じます。
まとめ
コロナ禍で非正規雇用の現状に不安を感じ、自分にどんな仕事ができるか分からないまま急いで始めた就職活動でした。そのような中で、学歴や資格に自信がなくても就職できたのは、ハローワークの方や職業訓練で関わっていただいた方々のおかげだと思います。派遣会社の営業の仕事を選んだのも、周りの人からのサポートを受けて、私自身も誰かをサポートをできる仕事がしたいと思うようになったことがきっかけです。最初に目指していたパソコンスキルの習得だけでなく、自己分析を通じて自分の強みを把握し、ビジネスマナーなど仕事に直接活きるスキルを身に付けたことが自信となり、未経験の仕事にもチャレンジできました。今は毎日やりがいをもって働いています。
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