書類選考が通りやすくなる!
職務経歴書作成3つのポイント

履歴書作成7つの必須ポイント

採用担当者は履歴書で大まかな職歴を知り、職務経歴書でより具体的な実務経験や仕事に対する姿勢を確認します。そのため、職務経歴書の書き方は、書類選考を通過するために非常に重要です。

本記事では、重要なポイントを押さえながら、「より伝わりやすい職務経歴書の作成方法を解説します。このポイントを意識して書類を作成することで、応募先企業に自分の強みや経験を効果的に伝えることができます。また、「書類を提出する前の最終チェックリスト」としても有用です。

ぜひ、この記事を参考にして、書類選考の成功率を高めてください。

職務経歴書の主な形式と特徴


形式

特徴

   年代式

事務系職種の経験者や比較的若い人向き

経験の積上げの経緯が分かりやすい

   逆年代式

専門職経験者や比較的中高齢者向き

最近の経験・業績が強調される

   職能別

転職経験の多い人向き

何ができるのかが明示される

 

※用紙サイズはA4、枚数の目安は12枚です。

採用担当者に伝わるポイント


履歴書作成ポイント

1.決まった形式はないため、「読み手にとって分かりやすいか」を大切に

職務経歴書のフォーマットは自由ですが、採用担当者へ情報を迅速に理解してもらえるように工夫することが大切です。見出しや箇条書きを使用して、重要なポイントが一目で分かること、過剰な装飾や複雑なレイアウトは行わないなど、シンプルで明確な表現を心がけましょう。

 

そのため、履歴書は手書きであっても、職務経歴書は可能な限りパソコンで作成することをおすすめします。また、履歴書よりも詳細で具体的に書かれていることが大切であり、「今まで、どんな業務を経験してきたか」「貴社に入って何ができるのか」「仕事に対して、どのように心がけて取り組むのか」などを記載するようにしましょう!

 

★補足:見出しや箇条書きを使用する時に注意したいこと

 

勤務先や役職、担当業務を時系列で整理し、履歴書の内容と一貫性を持たせましょう。また、各職歴での役割や成果をリストアップし、職務内容が応募するポジションに関連する業務内容は詳細に、関連がない内容は簡潔にまとめるなどメリハリをつけましょう。

2.求人票から見つけるアピールポイント

求人票には企業が求めるスキルや経験、業務内容が具体的に記載されていますので、それに合わせて自分の職歴やスキルを強調することもポイントです。例えば、プロジェクトで達成した目標数値や改善した業務などを具体的に記載しましょう。『売上が20%増加した』や『業務プロセスを30%効率化した』など、具体的な成果を示すことで、あなたのスキルや能力がより説得力を持ち、採用担当者に強い印象を与えることができます。

 

仕事をする上で心がけたことや工夫した点、周りから評価してもらったことなどを記載することで、仕事に取り組む姿勢や会社で働く姿をイメージしてもらいやすくなり、自分の魅力を伝えることができます。また、自分がどのように貢献できるかを記述することで、企業が求める人材像にマッチしていることをアピールできます。

 

★補足:相手に伝わる言葉選びについて

専門用語や業界用語を多用すると、採用担当者が理解できない可能性もあるため、できるだけシンプルで伝わりやすい言葉を選びましょう。自分の業務内容や成果、仕事に対する姿勢を説明するには、一般的に理解されやすい表現や数値を使った表現を用いることで、伝えたい情報がより明確になります。

3.作成時に必ず入れたい3つのポイント!

職務経歴書に記載する内容に決まりはありませんが、下記の3つは必ず記載しましょう。

 

    仕事の環境・・・会社の業種・規模、所属していた部署・職位、所属期間など

    仕事内容とやり方・・・具体的な仕事内容、業務を通して身に付けた能力など

    仕事の結果・・・具体的な実績、周りからの評価、会社に貢献したことなど

 

 

この3つを記載することにより仕事の能力レベルや人間性を伝えるとともに、裏付けもできるので、採用担当者にしっかりとアピールすることができます。また、自分の経験や成果を述べる際には、ポジティブな言葉を使い、前向きな姿勢を示すことで、やる気を伝えることができます。例えば、『難易度の高いプロジェクトに挑戦した』や『成長の機会を積極的に活かした』など、前向きな表現を用いることで、自分の価値を高め、採用担当者に好印象を与えることができます。

まとめ


履歴書作成ポイント

職務経歴書は採用担当者が迅速に理解できるよう、シンプルで明確なレイアウトが重要です。見出しや箇条書きを活用し、時系列で整理された職歴や成果を記載しましょう。また、求人票に基づき、自分のスキルや実績は数値を用いるなど具体的に表現することが重要です。必須項目として、会社の業種・規模や職位、仕事内容や習得スキル、実績や評価を盛り込むことを推奨します。簡潔な表現とポジティブな言葉遣いを心がけ、採用担当者に好印象を与えましょう。

 

★おすすめ情報

書類選考を通りやすくするために、企業見学や職場体験を行い、実際に見て触れて企業を理解したうえで書類を作成する方法があります。実際の職場環境や業務内容を直接知ることができるので、書類を作成する際、具体的かつ説得力のある自己アピールができます。さらに、見学中の質問を通じて企業とのコミュニケーションが生まれ、書類だけでは伝わらない人柄などを企業側に伝えることができるため、書類選考が通りやすくなる可能性があります。

 

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